ベーシックインカムの財源は導入さえ決定してしまえば一気に増える

財源が集まらないからベーシックインカムを導入できないのではなく、ベーシックインカムの導入を決定しないから財源が集まらないのです。

金原です。

AI やロボットの普及に応じて仕事が減る未来において注目を集めているのがベーシックインカム。その最大の問題点は財源をどう確保するかなのですが、先に導入を決定してしまえば貯金する人が減り、消費税と所得税からの税収が一気にアップすることに気が付きました。

もはやベーシックインカムの導入が難しいのは導入を決定しないから。時期が先送りになってもいいので、各国の実験が上手くいき次第、早く導入を決定しまうべきでしょう。



ベーシックインカムの最大の問題点はどう財源を確保するか

他の人達の記事を読んでも分かる通り、ベーシックインカムは多大な財源を必要とします。ただ導入するだけでは年金や生活保護などを廃止しても財源が足らず、消費税を20%ぐらいまでアップしなければならないという意見もあるんです。

僕は年金と生活保護の他にも、大学教育や保育にかかっている税金を節約することができると考えていますが、それでもやはりベーシックインカムに必要な財源は足らないと思います。

それに、ベーシックインカムを導入すると人口やCO2の排出量が一気に増えてしまうので、それを阻止するためにも結局は消費税をアップする必要が出てくるでしょう。

ただ、ベーシックインカムは導入する前から効果を発揮するものなのであって、そこを考慮するとだいぶ考え方が変わってきます。


ベーシックインカムの効果は導入前から発生する

「はーい。いきなりですが、今日から消費税はなくなりまーす。」

なんてこと日本の政治家は絶対に言いませんよね。そうです。何か制度が導入される時は必ず前もって知らされるのが礼儀と言うか当たり前。それはベーシックインカムも例外ではありません。

世の中の先を見て行動してる人たちはすでに変化を起こしてるでしょうが、一般の人達も導入が決定してしまえばそれまでの行動を改めるはずです。

だって、将来何万円ものお金が無条件で振り込まれるようになるんですよ?そりゃお金の使い方が変わってしまっても仕方がないと思います。例えば貯金しなくなったりとか、思い切ってローンを組んで家を買ってしまったりとかね。

なので、ベーシックインカムの効果は導入されてから発揮されるのではなく、導入される前から発揮されるものなのです。それはきっと年金制度が導入される前とか生活保護が導入される前とかと変わらないと思います。



未来のベーシックインカム導入が分かれば貯金しない人が増える

と言うことで、ベーシックインカムの導入が決定すれば、その時点から人々のお金の使い方が変わります。どう変化するかにも色々ありますが、そのうちの一つに「貯金をしなくなる」と言うのがあるでしょう。

これは各種保険に加入している人なら特にそうだと思うのですが、ベーシックインカムが毎月振り込まれるということは、それだけ老後の心配はしなくていいと言うことになります。

将来のための貯金が不要になるだけではありません。ベーシックインカムと言う制度ができるだけ末長く続くように願う人は、税収を増やすためにおわざと金を使うでしょう。

他にもローンの審査に通りやすくなったりとか色々あるんでしょうが、とにかく人々はあまり貯金をしなくなるはずです。



起業・投資・消費の3つで消費税と所得税からの税収が大幅アップ

人々はベーシックインカムの導入が決定した時から、積極的にお金を使うようになります。起業や投資に失敗しても、お金使いが荒くなっても、借金をしない限りはベーシックインカムによって将来の生活が保障されるからです。

そうして稼ぐ人・使う人とその額が増えれば、 同時に消費税と所得税からの税収が大幅にアップします。

お金を使わない人がいたとすれば、それは何か特別な目的があるか、よほど国に信用を置いていない人でしょうね。今の段階でも若い時から貯金を全然していない人は一定数いるので、ここは考えなくてもいいんじゃないでしょうか。



ベーシックインカムの財源は導入を決定すれば勝手に集まる

ということで、ベーシックインカムの財源は導入を決定してしまえば勝手に集まるようになります。と言うよりは「集まりやすくなる」と言った方が正しいかもしれませんが、それでも税収が増えることは間違いありません。

・ベーシックインカムの導入
・年金制度の廃止
・生活保護の廃止
・消費税増税

これらを同じ日に同時で行うのは難しいでしょう。ならば余計にベーシックインカムの導入を決定し、それを公布することで人々の消費活動を刺激して「先に」税収を増加させる必要があります。

それで足らなかった分を消費税の増税で補うとか、後から調整すればいいです。その調整期間も含めてやはり早めに導入を決定してしまうべきだと考えます。



ベーシックインカムの財源を集まらないのは導入を決定しないから

と言うわけで、ベーシックインカムのための財源が欲しければ、早めに導入を決定し、それを国民全員に滞りなく公布することです。それはつまり、ベーシックインカムのための財源が集まらないのは導入を決定しないからだということ。

消費税増税と言う奥の手があることを考えれば、各国の実験がうまくいき次第、気軽に導入を決定してしまってもいいんでしょうね。結局は人口増加とCO2排出を抑えるために増税することは避けられないのですから。

↓消費税増税
↓ベーシックインカム導入決定
↓消費税増税
↓ベーシックインカムの導入
↓消費税増税

みたいに段階をつけるといいでしょう。



最後に

もちろんベーシックインカムを導入する上で発生する問題は財源だけではありません。他にも労働者が減り過ぎないかどうかとか、色々あるでしょう。それでも最大の問題が解決に近付けば、これほど大きなことはないと思います。

今回書いていてわかったのは、ベーシックインカムの導入はその時になれば結構気軽に決定できるということ。人々の賛成を得ることは難しいかもしれませんが、いつものように独断で決定してしまえばいいんじゃないでしょうか。

恐れることはありません。少しでも人々がベーシックインカムについて考えられるよう、また何か思いつけば書いていきます。

ありがとうございました。バンカラ道をよろしく。