金原です。
これは前々から言われている事ですが、調べているうちに年金もオワコンな感じが増してきましたねー。そもそも年齢層ごとの人口はバラバラなんですから、不公平になったり予算が足らなくなったりするのは当たり前なんですよ。
受給できるのもどうせ70歳からになってしまいますし、今じゃ仮想通貨投資が流行っているって言うのに、色んな成長機会を逃してまで毎月せっせと支払い続けるのはもうアホとしか思えません。アホな人は年金を受給したところで毎月すぐに使い切ってしまうのがオチです。
これは学生の頃から思っていた事なんですけど、年金なんか早く廃止してしまって、財産が尽きた人にだけ「生活保護」を受給させれば良くないですか?最終的には「ベーシックインカム」に移行したり、未来が見えますね。
今回はまず年金のデメリットや問題点の話をして、次に年金制度を廃止したらどうなっていくかを説明していきます。
年金制度のデメリットと問題点
年金制度の問題点には良く「世代間の不公平」と言う事が言われていますが、僕はそこは仕方ないと思っています。何しろ過去と今じゃ景気も人口の割合も違いますし、健康寿命が伸びているので、たとえ受給できるのが70歳からになろうと働ける人には働いてもらわないといけません。
それより僕が問題だと思っているのは以下の通りです。
・投資などに回せる金額が大幅に減る
・裕福な人も受給出来るので再分配にならない
・管理にコストがかかる上に税収が減る
こう言ったことによって主に以下の様な人たちが損をしています。
・貧しい人達
・稼ぐ能力のある人達
・国(財政)
その損を生み出す壁を取り除き、お金をもっと流動的なものにしていく必要があるでしょう。
投資などに回せる金額が大幅に減る
年金の支払いってパートタイマー(月の手取り11万弱)の僕でさえ毎月15000円ぐらいあるんですよ。このお金を年金の支払い以外の事に回せたらどれだけ良いことか。
・勉強
・子育て
・住宅ローンの支払い
・投資
・起業
・貯金
若者にどれだけ能力があったとしても、これらの事を行うことができない人が大勢出ているはずです。
特に投資や起業。稼ぐ能力がある人たちがもっとお金を自由に回せたらいいのに、年金の支払いが邪魔をしています。稼げる人が稼いで税金を納めないでどうするんでしょうか?
その他、住宅ローンの頭金を多めに支払えれば全体の支払い合計額は安くすみますし、貯金しているだけでも少しづつ増えていきます。そう言う若者の自由を奪っているのが年金なんです。
裕福な人も受給出来るので再分配にならない
年金は裕福な人でも条件を満たしていれば受給する事ができます。所得税などでは累進課税制度を採用しているにもかかわらず、年金はたくさん納めてきた人程たくさん貰う事ができるんです。
これでは所得の再分配になっておらず、全ての人に年金を納める義務を課している意味がありません。どうせお金持ちにも年金を支給するなら、初めから投資や起業の資金に当ててもらい、お金を増やして納税してもらえばいい話です。
管理にコストがかかる上に税収が減る
僕も詳しくはないのですが、年金制度にはそれを管理する人達がいます。そこには「管理コスト」が掛かるので、年金を支払った額よりもらえる額の方が減ってしまったり、国の予算を圧迫したりします。
その上人々が自由に使えるお金を大幅に減らしている訳ですから、国の税収はかなり低減するしているはずです。これははっきり言って誰得なのか良くわかりません。
「生活保護法」の方が先に誕生しているので、この時点で別に年金制度は要らないんじゃないかと思い始めてしまいます。
年金制度を廃止して税金を生活保護に回そう
と言うことで、年金制度は必要ではないことと、廃止した方が良いことが分かったと思います。
で、もし年金制度を廃止したらどうなるかは以下。
・余裕のある人は受給出来ないから予算が余る
・年金の管理に消費されていた予算分余裕が出る
・ベーシックインカム導入の足掛かりになる
それぞれ解説していきましょう。
余裕のある人は受給出来ないから予算が余る
現行の年金制度はお金持ちでも受給する事ができますが、それをなくす事でお金を他のことに回す事ができます。
まずはお金持ちが回す事のできるお金が増え、国の税収がアップ。そして増えた予算を生活保護へ回す事ができる様になるでしょう。
お金持ちへ支給されるものは何も無いのに生活保護は支給されるので、再分配の機能を最大限に発揮する事ができます。
年金の管理に消費されていた予算分余裕が出る
年金の管理をする事がなくなれば、それだけお金が浮きます。その分を国民や政府が他のことに回せば、日本のお金はもっと有意義に利用されることになるんです。
役所の仕事が楽になったりとか、色々細かいところで良い事が起こると思いますよ。
ベーシックインカム導入の足掛かりになる
これから先、全ての人にとは言わなくてもベーシックインカムが導入されるのは間違い無いでしょう。で、思ったのはベーシックインカムと生活保護の何が違うのがかと言うところ。
もちろん目的の違いや支給額などに違いはあるのでしょうが、「お金を支給する」と言う部分では変わらないと思います。
ここで年金制度が廃止され、年金を納めるためにより沢山働かなくてはならないと言う状況が無くなり、税収が増え、生活保護に回る予算が増えれば、ベーシックインカム導入にも動き出し易くなるはずです。
なんせ生活保護からベーシックインカムに移行するだけですからね。僕らが中年になる頃には年金制度が廃止され、年寄りになる頃にはとっくにベーシックインカムが導入されていると思いますよ。楽しみですね。
まとめ
今の日本はこんな流れの中にあります。
↓年金受給開始年齢70歳へ
↓年金制度の廃止
↓生活保護に統一
↓ベーシックインカムへ移行
こう言う可能性も含めた話を政府も積極的にして欲しいですね。ま、そんな事をすると結局は余計なお金がかかって云々なのですが。
とにかく今の段階で言うべきなのは「年金制度を廃止しようぜ」と言うこと。それができれば国民がお金を回し、税収がドカッと増えるのでベーシックインカムの導入も簡単になるでしょう。
希望の党、頑張れ!
ありがとうございました。バンカラ道をよろしく。