残業してまで売上を伸ばすよりも残業を減らして利益を伸ばせ

長時間労働が大っ嫌いな金原昌史です。

残業を自ら望んでしている人って少数派なんじゃないでしょうかね。そこまでしてお金を集めても、忙しい以上はできることなんて限られてきます。残業代はどうせ住宅ローンや子供の養育費に消えるのがオチな訳ですし。

月間平均40時間以上も残業をしてまで何がしたいのか分かりませんが、よほどの理由がない限りは残業はするべきじゃないはずです。残業代が全額支払われようとね。

ほとんどの人は住宅や車を手に入れる際にこれといった工夫をしていませんし、養育費を下げる努力もしていません。なら、会社を成り立たせるために「売上を優先」して、そのために大量の残業を発生させるのはおかしいんですよ。

そんなの、結局は会社のお金が社員たちが抱える必要以上の住宅購入費用や養育費に消えていくだけなんですから、売上と同時に残業を減らすか、一人当たりの残業を減らす代わりに社員の数を増やすべきなんです。

これ、算数レベルの話ですよ。大事なのは利益です。利益。

利益を固定して考えれば、売上を減らすことで一人当たりの残業時間を減らしたり、残業を減らすことで社員を増やしたりできるはずです。



残業代が出ようが残業はするべきじゃない

残業をすることによって人生の質が高まったりするでしょうか?残業をすることで健康を害すリスクが低くなったりするでしょうか?

答えはその逆です。

残業のメリットなんてもらえるお金が少し増えるだけ。中には残業代がもらえていない人もいるぐらいです。後は人生のほとんどを仕事に持って行かれてしまったり、体を壊すリスクが増えるというマイナスの点が増えてしまいます。

月々の残業時間は平均40時間以上で、残業代がもらえるとすると年収が65万円ぐらい増えることになります。とはいってもたかが65万円。住宅を購入する費用の規模に比べたらどうってことない金額です。

後は周りを見渡してみてください。余計に大きな家に住んだり、余計に高い車に乗ったり。結局は年に65万円ぐらいのお金など、そんな程度のことに消えていくのがオチなんです。

残業なんて特別な理由がない限りすべきではありません。残業代がもらえたとしても、自分の健康や人生を売ってまでくだらないものを買うなんてもう頭がおかしいんですよ。



ほとんどの社員はお金を使う時に工夫をしていない

ものを買う時の「100円につき1ポイント」とか、食品スーパー売り出し時の「5%オフ」とか、そんなもんじゃ人生は変わりません。1000万円使ってもやっと60万円くらいお金が浮くぐらいですから。

人生を変えるなら、もっと車とか住宅とか養育費などの「大きな出費」で工夫をして行かないといけないんです。なのに、なぜかそういうところほど人々はこだわってまで余計なお金を使っているように見えます。

住宅からリビングを無くすだけで1000万円ぐらい安くなったり、車種にこだわらなければ車が100万円ぐらい安くなったり、子供を塾に通わせなければ一人当たり100万円以上安くなったり。

そういったことで節約することは可能なのに、残業してまで資金を稼ぐ必要があるでしょうか?いつも家にはいないのに大きな家に住んだり、休日にしか乗らない車にお金をかけたり、勉強が不向きな子を塾に通わせたり。謎なんですよ。



売上と残業を同時に減らすか残業を減らした分社員を増やせ

ということで、社員たちに残業代を与えても無駄です。大抵はよくわからないことに消えていってしまいますから。なので、これからは売上を伸ばすために残業させるよりも、仕事(売上)を減らして業務時間(残業)も減らすべきです。

ある意味で事業を縮小することによって、利益を伸ばすこと。残業が多く発生している事業においては可能な提案だと思います。

どうしても人が足らないせいで残業が発生してしまうなら、新たな社員を積極的に雇って、その分一人当たりの残業代を減らせばいいだけですよね。

これができない会社はちょっと終わってると思います。労働力人口が減っていることもありますが、非正規労働者が増えていることを考えれば、残業を減らす工夫をしない側が悪いのは目に見えていますからね。

リストラをすることで利益を伸ばすことができるのなら、割高な残業代の支出を減らすことで利益を伸ばすのはもっと簡単なはずです。



最後に

最近はよく「働き方改革」的なキーワードが出てきますが、実際には「経営改革」が重要なんじゃないかなと。

従業員を雇っているのではなく、従業員の「労働時間」を雇っていると考えれば、リストラすべきなのは従来の従業員ではなく、「残業時間」なんだと言うことができますね。

融通を利かせるためにある程度の残業が発生することは仕方のないことですが、できるだけ多くの「残業時間をリストラ」することが企業の利益増を促す重要なファクターであることは間違いありません。

できるだけ安くフレッシュな労働力を手に入れたいなら、従業員を増やせばいいだけです。そうすれば割高な残業代をカットすることができ、利益を増加させることができます。

家事に追われる時間を減らすために、乾燥機能付き洗濯機や食洗機を導入すると言うのと同じようなことな気がしますね。企業の内情は潜入してみないとわかりませんが、抽象化すれば簡単なことなんでしょうな。

ありがとうございました。バンカラ道をよろしく。