栄養があるだけじゃ不健康。「栄養になるもの」を食べなさい

金原です。

お腹と食欲が満たされても、それで疲れたり、老けたり、病気になってしまうなら、食べない方がマシ。

「お肉や美味しいものを沢山食べれば元気になる」

これは間違いで、「負担が小さくて、身体とエネルギーに変換され易いものを食べれば元気になる」の方が、より正解に近いと言えます。

食べるものが美味しい方が気分的には良いでしょうが、美味けりゃ何でもいい訳じゃありませんし、体に入る物質が多ければ良いという訳でもないんです。

要するに、「食べ物に含まれる栄養」と「栄養になるもの」は違うということ。

吸収される物質が、身体にもエネルギーにもならないどころか、むしろ疲れたり老けてしまったりすることがあります。

それは、世間的に「栄養」と呼ばれているだけであって、事実上は身体にとって「毒」となるものです。

今の日本は、この栄養と見せかけた毒、栄養の偽物が非常に多く出回っていて、食欲を満たすことを考えなければ食べない方がいい場合がほとんどなんですよね。

今回は、その毒と本物の栄養を見分けられる様になる記事を書きます。

自分がどんなものを食べるべきなのかを学び、その上で頭(考)・胸(心)・腹(感)のそれぞれが一貫して「本物の栄養源を食べたい」と思えるようになって貰えたら嬉しいです。

食べる度に疲れて、老けて、病気になる

まずは現状の何がいけないのか理解すべきです。

その例として、「安いけれど、質が低い肉を大量に食べる」場合。

・消化にかかる負担が大きい
・毒素が多い

簡単にはこの2点だけが身体にとっての悪いポイントなのですが、そこから体内に様々な影響がありまして、メチャクチャ身体に悪い影響があります。

「消化への負担」と「毒素」の2点は、食べるものが何か?に関係なく悪影響があるので、要素で覚えておくといいです。

悪影響を6つぐらいの要素に分けて書いておきます。

※「玄米などの食物繊維も消化に負担だ」という意見がありますが、腸内環境が良好であれば、腸内細菌が繊維を分解し、吸収できる栄養が増えたり、熱が発生するので体温が上がったりします(体調が悪い時には白米がオススメ)。

⒈酵素の大量消費

まず、硬い肉などの消化しにくい食べ物は、消化酵素を大量に消費します。

吸収するにも排泄するにも、まずは消化しなければならないからです。

酵素は「アミノ酸」から作られていますから、消化酵素を大量に使えば、もっとアミノ酸やタンパク質を沢山食べる必要が出てきてしまいますね。

食べ物の消化や吸収、解毒などには、酵素だけでなく「補酵素(ビタミン)」も必要です。

せっかく野菜や果物を食べても、質の低いものであったり、消化に負担がかかる状態で食べたのであれば、そこには様々な補酵素が消費され、他に使える分はあまり残らないかもしれません。

つまり、消化に悪いものや質の低いものは、「燃費が悪い」のです。

沢山食べないといけない人は、この燃費が低い食事をしている可能性が高いですね。

⒉毒素の悪影響

質の低い食べ物には、毒素が多く含まれていることがほとんどです。

例えば肉なら、家畜に対してホルマリン液が入ったワクチンを打っていますし、抗生物質も飲ませてあります。

餌には遺伝子組み換えの穀物で、輸入品なので農薬もかけてありますよ。

長期保存してあるものなら、腐敗が進んでいる上に、雑菌が大量に繁殖していると聞きます。

人が直接食べる穀物にも、輸入品なら農薬がかかっていますし、加工食品には直接的に添加物が入れられていますね。

野菜や果物にも農薬が使われています。

こういった様々なものが、疲れを取れなくしたり、老化を早めたり、風邪をひいたり、最悪の場合は病気に発展する訳です。

⒊内臓への負担

毒素は解毒か排出をしなければ、身体に溜まっていく一方です。

そして、全ての物質が汗や便で出て行き易い状態な訳ではありません。

なので、食べている限り、内臓には負担がかかり続けます。

肝臓や腎臓がダメになったら、もうおしまい。

それでお亡くなりになる方が大勢いますが、その主な原因の一つが食事の内容なのです。

⒋腸内環境の悪化

肉や添加物は腸内細菌のエサにならない場合がほとんどなので、いわゆる「腸内環境が悪化」して行きます。

腸内環境が悪くなると、これまた様々に悪影響がありますね。

・穀物から得られる栄養が減る
・ホルモンを通じた精神的な悪影響
・宿便による栄養吸収率の低下
・炎症を起こしたり癌になり易くなる
・排泄に支障が出る

腸活をするのが良いのではなく、「腸活をしなければならない様な不健康な食生活が悪い」、という基準で考えた方が自然ですね。

妊活も同じですが、その必要があるのは、元々の基準値が不健康だからです。

⒌排泄が上手くいかない

便秘や下痢、痔になってしまうのは辛いですよね。

腸内環境が大きく影響するのなら、食べ物が占める影響の割合も大きいでしょう。

主に食べたものが弁に変わる訳ですし。

⒍栄養不足で食欲増大

1番目に「燃費が悪い」と書きましたが、つまりそれは、「栄養不足に陥りやすい」ということです。

食べても食べても、食べたものの消化・吸収・解毒・排泄に使ってしまう訳ですから、むしろ食べたせいで栄養不足になる場合も考えられます。

特にお菓子やジュースは栄養が偏っていて、含まれていない栄養の種類が多く、血糖値も上がり下がりし易いので、「食べたせいでお腹が減る」なんてことが簡単に起こるのです。

栄養が足らなければ、食べるしかありません。

そのサインが「食欲」です。

栄養価の悪いものを食べ、栄養不足になり、もっと栄養価の悪いものを食べてしまう。

人はこれらを繰り返すうちに、太ったり、筋肉が落ちたり、内臓をダメにして病気になったりと、様々な症状を引き起こすのです。

身体とエネルギーになるのが本当の栄養

ここまででわかる通り、満腹感を得られるだけなら「毒」である場合が多いのです。

必要なのは身体とエネルギーの材料であって、それを美味しくいただけたら、英気も養われますよ、という話なんですね。

栄養価の高いものを、先程の要素ごとに書いてみましょう。

・消化・吸収・解毒の負担が小さい
・毒素が少ない
・内臓への負担が軽い
・腸内環境が良好になる
・排泄が上手くいく
・栄養が足りる

つまり、消化吸収が楽で、毒素が少なくても、栄養がしっかり取れる、そんなものを食べれば良いということです。

要はマイナスを要素を減らして、プラス要素をバランス良く取り入れるというだけの話。

量より質で、最低限量を食べるのが理想

では、健康のためを考えた時に摂るべき理想的な食事はどんなものか?を書きましょう。

答えは、「最低限の量で済む食事」です。

食べる量が最低限で済むということは、それだけ栄養効率が高いということです。

栄養効率が高いということは、消化吸収が楽で、毒素が少なく、それでも栄養がしっかり取れて、後は栄養自体のバランスが良いとか、腸内環境に良いといったことですね。

質の高い食材を、消化吸収し易い状態で食べる。

それはつまり、小さく刻むとか、茹でるとか、発酵させたものだということ。

茹で野菜、発酵食品、日本古来の本物の調味料など。

何をどうすべきか?を一つ一つは書いていられないので、ご自分で調べて頂くか、このブログにある他の健康カテゴリ記事を参照してください。

最後に

お菓子やジャンクフードにも、それ独特の美味しさがあるのは認めます。

ただ、それが普段の食事になってしまっては、その良さも分からなくなってしまうというもの。

ですから、ベースはやはり健康的なものにして、ごくたまにだけ、食べたいものを食べる様にしてみてください。

この方が、メリハリがありますし、食べてしまった時の罪悪感みたいなもので、より普段の食事を気をつける様になりますから。

この考えをプラス面に応用すれば、「肉を食べるなら週に1回程度にして、その代わりに和牛や地鶏を食べる様にする」というやり方になると思います。

他にも、夏の暑い時期であれば、食事は一日1〜2回でも十分とか、冬の寒い時期なら、逆に穀物を多めに食べて体を温める、なんていう様な知恵も色々ありますから、ご自分の体質と相談しながら試してみるのも面白いですよ。

「身体の材料とエネルギーになるものが本当の栄養」とは言っても、そこには酵素とか補酵素とか、腸内細菌とか、ホルモンとか、色んなことが絡んできます。

納得して、ご自分で判断しながらやっていくなら、やっぱりそういった内容の部分を読み込んで、理解していただけたら嬉しいです。

僕自身もお酒の飲み方や量を考えて、代わりにお茶を淹れようなんて計画しているところですから、ともに成長していけたらと思います。

それでは、明日も心技体、それぞれ磨いて参りましょうね。

ありがとうございました。

バンカラ道をよろしく。