【器積学】器の概念から性格と時代毎の活躍方法を学ぶ帝王学

金原です。


世の中には「器」と言う概念がありますよね。

今回は、この器の考え方を活用して、人、人生、世の中の仕組みが理解できる様になる帝王学を開発しました。

名前は「器積学(きせきがく)」です。


・人の性格のタイプ
・社会構造や変化の流れ
・時代毎の活躍方法

こういったことが分かる様になれば、自分が性格や時代によってどう行動すべきなのか?が簡単に出力される様になります。

他人のことも見えてくる様になりますから、それぞれの人がどんな風に活躍するタイプで、どういうサポートやアドバイスをしてあげれば良いのか?もすぐ分かります。


神と魔。

この二つは表裏一体で、同じこの世の真理を共有した、どちらも必要な要素です。

人と人生と世の中、それぞれを見抜き、人々を導く「神眼と魔眼」を手に入れてください。

器の概念を解説

まずは器の概念について解説します。

現実世界の物理現象と同じなので、茶碗やお皿をイメージしながら読んでみてください。

器があるから注げる

器がないところに、ヤカンからお湯を注ぐと、テーブルの上が水浸しになるし、最悪の場合は大火傷をしてしまう。

これは当たり前ですね。


物事というのは、そこに器があるから巡ってくるものなのです。


お店や家を綺麗にしていた方が、良いお客さんや格式の高い人が来てくれます。

未来に対する準備をしておいた方が、良い運やご縁が巡ってきます。

この「準備をしておく」ことも、「器」を表現されることの一つです。

なので、器ができていないが物事に挑戦すると、それだけ大きなリスクが発生する場合があるので、注意が必要になります。


しかし、そうでない場合があるのです。

それが、「器の上に器を貸させた場合」の話。

幾つも重なっている

食器棚の中で食器が重なっているのをみたことがあるはず。

要素の上に要素があり、その上にさらに要素が重なっていく。


例えばこのブログでは、他の帝王学に「徳命学」というものを載せております。

そこでは、人には一番下の器から順に、「享受→学問→生活→健康→幸福→道義→尊行」という7段階の次元があり、「下の土台が安定していないと崩れてしまう」、という風に解説しているんですね。

説明が簡単な部分で言うと、生活が整うと健康になり、健康が整うと幸福になり・・・、という感じ。

生活という器の上に健康という器があり、健康の上に幸福という器がある。

つまり、器を用意すると次の時限に進めるし、それぞれの器を磨けば人生の質が高くなる訳です。


でも、この考え方だけだと、「とある壁」にぶち当たる人が出て来ます。

それが、「習慣と環境の循環から抜け出せない」というもの。

器も天下の回りもの

大量の茶碗を横向きにして並べると、円を描く様に上と下をくっつけることができます。

これと同じことが現実世界にも起こるのです。

例えば、さっき出てきた様な「生活」を変えるとはどういう事でしょうか?


健康の次元に上がるためには、生活を整えなければいけません。

それは、過ごす環境だったり、それを綺麗にする習慣だったり、食事・運動・睡眠などの習慣そのものだったりします。

で、実は、ここに「鶏が先か?卵が先か?」みたいな「循環」があるのです。


掃除する習慣を身につければ、環境が綺麗になるし、環境が綺麗になれば、そこで過ごす人が元気になって、掃除がより捗る様になるんですよね。

ですが、元々の環境が悪すぎる場合だと、そもそも初めの掃除をする元気が湧かなかったり、ちょこっとだけ掃除をしただけで疲れてしまい、汚れていくスピードの方が早くて、環境も習慣も一向に変わって行かない場合があります。


この場合は、「仕切り直し」といって、どこかの器一つだけに集中して綺麗にすると良いです。

初めは栄養ドリンクとかを飲みながらでも良いから、とにかく自分が休息を取るスペース(寝室など)を、1日で徹底的に綺麗にするのです。

すると、寝ている間に元気になって、次の日も掃除ができる様になったり、綺麗であることに対する基準値が上がって、「ここも掃除したいよな〜」なんていう風に、意欲が湧いたりします。


運命というものは、こういう仕切り直しを、繰り返し行うことから変わっていくものです。

毎朝仏壇を拝みながら、大変な苦労をしながら生きて亡くなっていった人たちに想いを馳せ、自分が精一杯生きることを誓い直すことで、その魂を無駄にしないと誓うのです。

神社に参拝して、清らかな空間で心身を清めたり、そこに祀られた神様(太古の時代に活躍した偉人達)の力を借りたり、心の中で決意表明をしたり、その結果報告をしたりするのです。

誰かと口喧嘩をしてしまったり、一人でもイライラしてしまった時は、お茶でも飲んで一息ついてから、お互いに謝って「これからもよろしくね」と頭を下げ合うのです。


そこでの精神的な変化が行動を変え、器が巡り巡って(周りの環境などを通して)自分を根本から変えてくれます。

禊祓い(みそぎはらい)や浄化という様な宗教的行動には、運命を変える上でちゃんと意味や効果があるので、進んで生活に取り入れると良いですよ。

ヤマ型とコマ型での性格の違い

続いて、器の概念から測ることの出来る「物事の性格の違い」について、解説しましょう。


先ほど、器というものは重ねることができると話しました。

で、それには大きく分けて2種類の重ね方があります。

それを僕は「ヤマ型」と「コマ型」と呼ぶことにしました。


要は、三角形の頭が上を向いているのか?下を向いているのか?の違いなのですが、その中身には、もっと別の性質を持っています。

まずはヤマ型から。

ヤマ型の性格

こちらは、人で言うなら「塵も積もれば山となる」タイプ。

コツコツと、ゆっくりと、そして着実に物事を積み重ねていきます。

遅咲きの「大器晩成タイプ」と言っても良いでしょう。

社会全体のことで言うなら、「トップダウン」の時代に見られるピラミッド型の社会構造と同じです。


頭(上層部の人間)で考え、決定したことを元にして活動(事業)をします。

答えが出るまでなかなか動き出さないところがあり、慎重なので、時よっては出遅れることがありますね。

つまり、行動よりも「思考が先」に来るのです。


効率を重視した場合の話ではありますが、時代が安定している場合には、こういう人(塵も積もれば山となるタイプ)が組織のトップに上がって、下の人たちに指令を下すのが一般的ですね。

小さい組織の中で司令塔の役目を果たすのもこのタイプ。


土台(下の器)をしっかり整えることで、倒れない安定した山となります。

コマ形の性格

こちらは、人で言うなら「行動すれば道が開ける」タイプ。

コマの様に回転数を上げて、ドンドン行動し、とにかく行動することによって結果を出していきます。

子供的な活発なとこがあり、そのまま大人になってしまうので、早咲きの「早熟タイプ」とも言えますね。

社会で言えば「ボトムアップ」の時代に当たり、価値観が真逆になるので、社会構造的にはおもちゃのコマの様な逆三角形です。


あまり考えることはせず、感性に従うので、体が勝手に動いてしまいます。

頭の回転は早いのですが、そもそも思考することが苦手なので、反省しなければコマの様に同じところをぐるぐる回ってしまうことも。

ヤマ型とは逆で、思考よりも「行動が先」に来る訳ですね。


安定した時代が終わった時でも自分の感覚を信じて行動し、ストリートファッションの様に下層階級から文化を創造する様なタイプ。

回転が早いので、指示を受けながら細かい仕事を沢山こなしたり、その行動力で人を惹きつけたり、後ろに大勢の人を引き連れて突き進むこともできます。


普通は土台が小さいと崩れやすいのですが、そこは流石のコマ。

立ち止まらずに回り続けることで、ジャイロ効果を発揮して、それによって倒れない安定性を得ることができます。

時代毎の活躍方法

人のタイプにヤマ型・コマ型とある様に、社会にも「ヤマ型的時代」と「コマ型的時代」があります。

で、それぞれの性格を考えると、それぞれの時代にどうやって活躍すれば良いのか?これも分かるのです。

ヤマ型:トップダウン:指示と教育

これまでの様なトップダウンの時代には、「コツコツ積み上げる」ことが大切です。


例えば、新入社員のうちは、世の中やその企業のこと、仕事やマナーを学んで身につける。

仕事が板に付いたら、マネージャー業務をこなすこともできるでしょう。

マネージャーの仕事が身につけば、そこへさらに指示を下す管理職もできる様になります。


「下の人間の仕事が分からない(下の器が無い)ままで、どうやって組織を理解するの?」
「理解できなければ思考して答えを出すことができないでしょ?」
「答えが出ないと指示を出すことができないでしょ?」
「指示が出せなきゃ組織が動かないでしょ?」


こんな、鈍い頭脳派プレーをするのがトップダウンです。

その思考と決定を素早く行うために、下から積み上げ、全体を滞りなく理解していく。

そのための勉強や経験を積み上げて「山」を築いていけば、段々と頂点に近づく訳です。


ただし、「鈍い」と言うことに対して対策を打っておかねばなりません。

部署・部門・従業員それぞれの間でコミュニケーションが行われなくなったり、人事異動がスムーズにいかなくなったりするので、潤滑剤としての「風通し」をし定期的にして、従業員同士の仲が良い社風を維持しないといけません。


また、トップダウンの時代には、指示を受け続けるだけで自分の頭では考えない人が多くなります。

なので、ビジネス、組織運営、人間関係改善、モラル、商品開発、マーケティング、など、一通りのことを従業員一人一人が考えられるように、日頃から教育を怠らない様にする必要もあるでしょう。

コマ型:ボトムアップ:行動と創造

今のようなボトムアップの時代には、「行動の回転数を上げる」ことが大切です。


あまり考えない様にし、とにかく行動して、現実を変化させていきましょう。

そうすれば、環境が整い、習慣が整い、健康になり、精神まで整ってきます。

ここまで到達すると、「感性」が鋭くなってきて、この時代に対してや、その場その場でのシュチュエーションに対してどう行動するべきか?が自然と掴める様になってくるのです。


頭で考える前に、腹で決めてしまう。

手足に指令を出して動かそうとする前に、すでに動いている。

感受性を活かして、魂で、本能で、センスで行動する。


もちろん何をやっても良いわけでは無いので、時には自制も必要です。

そう言う時のために頭も使う準備をしつつ、内面を開放してく。

すると、芸術的な何かが発揮されたり、行動が実ったり。

創造というものは、精神と行動から起こるのです。


ただし、ただ闇雲に行動しても道を踏み外します。

なので、行動の指針となる知恵や真理を身につけたり、自分で学んだり考えたりするのが苦手なら、答えを知っている人を頼ることです。

師匠を見つけたり、大昔から伝わる絶対法則みたいなものを調べたりしましょう。


特に今の社会においては、「昔の文化の掘り出し」が起こっているので、大昔から何がどういう理由で大切にされてきたのか?を知ってしまえば良いだけです。

あとは、本当に行動あるのみですよ。

時代の流れと社会構造

では最後に、ヤマ型(トップダウン)とコマ型(ボトムアップ)で、何がどうなって社会が変わっていくのか?についてまとめます。

コマ型から始まる時代の流れ

社会はボトムアップが始まりです。

下層階級の人間が、何も無いところから、行動し、成長し、文化を創造したり、組織を組み立てます。


活の全てをコツコツとやっていくというよりは、どんどんステップアップして次へ行ってしまう。

なので、生活基盤(下の器)が小さくても、上の次元(健康や幸福)へと駒を進めることができる(逆三角形の理由)。

その内に貢献活動をし、自分の道を見つけると、その後ろ姿についてくる人たちが大勢現れます。

そこにはあるのは上下関係よりも、村社会のようなコミュニティです。


例えるなら、「時代のファッションリーダー」で、人々を引率するために突き進む存在が現れるわけですね。

とは言っても、その時を待つのではなく、個人それぞれが新しいファッション(暮らし方・働き方・生き方)を創造していく必要はあります。

まあ、市場やジャンルごとに引率者が沢山出てくるわけですが。

山形で安定し、いずれは腐敗

コマ型で発生した村社会やコミュニティも、人数が増えてくると管理が大変です。

そこで、場所によっては「組織化」が行われます。

つまり、地方自治体や企業が出てくるわけですね。

あとは、地域や部門ごとに指示を出す「階級構造」が生まれ、ある程度安定した期間がやってきますが、それが今の日本の様に腐ります。


大きな組織ほど、凝り固まり、時代の変化に追いつけない様になるので、いつか企業や、国家のあり方までもが解体され、組み上げ直される時がやって来るのです。

それが革命だと、崩壊の後に混乱・混沌の時代が始まり、維新だと、形を変えただけで、大切なものは引き継がれることになります。


今起ころうとしている社会の変化も、維新を持ってして、平和に果たさなければいけませんね。

正義感だけが誰よりも強い、そんな野心家の存在に注意です。

彼らほど破壊を好む人種は少ないでしょう。

その野心家に舐められないよう、しっかりと人徳を磨いて、それぞれが特性を発揮していく必要があります。

最後に:器の準備で決まる未来

下の器を磨くと自分が磨かれ、環境が磨かれれば、それが下の器だということでです。

つまり、全ての環境を大切に思い、大事に扱えば、この世の全てが味方となり、あなたの応援をしてくれる様になるということ。

そこから、素敵なご縁、開運、願望成就、奇跡が起こります。


全ては因果応報で、天下の回りもの。

ヤマ型とコマ型も、頂点がくっついていたり、底辺がくっついていたり。

そうして繰り返される時代を、淡々と見つめ、やるべきことをやっていく。

そうすれば、あなたにとっての基準値、当たり前のレベルが高まり、できることの領域が大きくなります。

あるいは、行動力やセンスが、より高まるのか。


人によっても性格は違いますから、いずれ発達する村社会・コミュニティの中で、周りの人と上手くやっていくための準備をしていきましょう。

それが、より良い未来を受け入れるための器であり、普段の挨拶や、掃除、整理整頓、物や人を大切に扱っているか?などの些細なことです。

時に大きくし、時に磨き、時には大道芸の様に皿回し。


さあ、今この時から、仕切り直しです。

ありがとうございました。