文化的活動で世界を動かすのに必要な長い長い4つのステップ

金原です。

自分の活動が世の中を動かしたら楽しいし、嬉しいですよね。最近はインターネットの発達によって、個人が世界を動かすハードルもグッと下がって来ました。それでも、誰もが絶対に通らなければならない4つの関門というか、4つのステップがあります。

それを僕は「練習期」「公開期」「好評期」「先導期」と名付けることにしました。この4ステップを通過することで、人は一人前となり、人々に評価され、世の中を動かせるようになります。

練習期は自分の力をひたすら高める時期。公開期は自分の作品を世の中に公開し始める時期。好評期は公開した作品が人々から好評を得られるようになる時期。先導期はファン層の人たちを巻き込んだ活動をし始める時期です。

この記事を読んで、自分は今どの位置にいるのか?そして次はどの段階なのか?それぞれ明確化しましょう。そうすれば、やるべきことが明確になるだけでなく、諦めずに続ける心が身につくはずです。



文化的活動で世界を動かす4ステップ

先ほども言いましたが、個人が文化的な活動で世界を動かすには4つのステップを踏まなければなりません。そうすることであなたは確実に実力を身につけ、人々から評価され、世の中を動かせるようになります。

1.練習期
2.公開期
3.好評期
4.先導期

この4ステップには必ず従う必要があるというか、必ずそうなってしまうように世の中は出来ています。なので、素直に受け止め、いい意味で諦めて下さい。それでも10年以上学校に通って大学受験や就職活動をクリアするよりはずっと簡単なはずなので、そこは希望を持ちましょう。

それでは、それぞれが一体どういう時期なのかを詳しく説明していきます。


1.練習期

世の中に発信していきたいことを練習するのは当たり前のことなのですが、この練習期というは特に、まだ人前にはとてもじゃないけど出すことができない、といった状態の時期を指して言います。

他人が読んでも内容が理解できない文章、最後まで聞くのが苦痛な音楽、そういうレベルのものしか生み出せない人がこの練習期に当てはまる訳です。

あまりにレベルが低いコンテンツというのは、たとえ公開しても誰も見聞きしてくれません。そんな状態なら、いっそ公開はせず、一人部屋に引きこもってひたすら練習していた方が効率が良いのです。

公開してはいけないという訳ではありませんが、それでも誰も見聞きしてくれないものは公開していないのと同じこと。ですので、そういう人はまだ練習期なんだということが言えますね。


2.公開期

作品が人前に出せるレベルになったら、いよいよ公開期に入ります。公開期というのは、大勢の人が作品を見てくれるようになった状態のことを指し、ただ作品を公開した状態のことを指す訳ではありません。

一方的に公開しても、見聞きしてくれる人が少なければ、それは公開していないこととあまり大差が無いからです。練習期の内からでも別に公開することは可能な訳ですし、慈悲や興味本位で見聞きしてくれる人は一定数います。

だから、このステップに入ったという確信を得たければ、作品が大勢の人に見聞きしてもらえるようになることです。それは自分の成長を確かめる為の一つの指標となります。

また、大勢の人に作品が届く様になっても、それを「好評を得ている」のだと勘違いしてはいけません。好評を得ている時には、実際に「いいね!」や「シェア」などのアクションが起こるはずです。それが起こり始めるまでは、まだ単なる公開期なのです。


3.好評期

公開期を過ぎると、大勢の人に見聞きしてもらえるだけでなく、作品に好評価がついたり、作品がシェアされたりする様になります。そんな現象が現れ始める時期をを好評期と呼ぶのです。

この時期から「クリエイター」としては一人前として認められていると思っていいでしょう。しかし、世の中を動かすにはまだちょっとだけ早いです。

次の先導期に入って実際に人を動かすには、「権威性」という要素が必要になります。これはクリエイターなら実績によって構築されることが多く、そのためにはもっと場数を踏んで「結果」を残さなければなりません。

結果を残すことで、そこには単に作品が好きなだけではなく、「あなた自身のファン」になってくれる人が出てきます。作品個々ではなく、あなた自身が評価される様にならなければ、それはまだ好評期止まりだということです。


4.先導期

あなた自身のファンになってくれる人が増えてきたら、そこからはやっと先導期に入ることができます。現代はSNSがあるので、フォロワーが増えれば先導期に入ったことを簡単に把握することができるでしょう。

先導期では、あなたのファンの数とその濃さだけ、そこに望む社会変化を起こすことができます。ファンが増えてくると、「この人の様になりたい」「この人の言うことを参考にしたい」という層が出てくるので、その人たちを先導してあげればいいのです。

あなたがここでのレベルに到達することができたとしたら、そこには必ずそのレベルの社会的意義や嗜好性があるはずです。そのどちらか、あるいは両方があれば、ファンの人たちは言う事を聞いてくれます。

と言っても、指示する訳ではありません。あくまであなたが先に立って導くこと。そこにはあなたの後についてくる「一派」の存在が生まれ、一つの社会現象として可視化されます。この面白さが先導期の醍醐味です。



最後に

文化的活動にも色々ありますが、絵や音楽で世界を動かすのはなかなか難しい事だと思います。それでも、熱狂的なファンを増やすことができれば話は別。

もしかすると、現代においては芸術単体で成功するよりも、ファンを増やすことの方が簡単なのかもしれません。むしろ文化的活動はファンを獲得する為の手段に過ぎないと言うこともできるでしょう。

仕事と言う軸で考えれば、お金を発生させるために非常に高度な技術と個性が必要になります。が、社会活動と言う軸で考えれば、そこに必要なのは社会的意義もしくは嗜好性です。

そうなればハードルはまたまたグッと下がって、「一人一人が世の中を変えていける世界」に近づいていくはずです。

あなたはその内の一人になることができるでしょうか?天才でない限り時間はかかると思いますが、「練習期」「公開期」「好評期」「先導期」の4ステップを通過し、ファンの人達を導いてあげましょう。

ありがとうございました。バンカラ道をよろしく。