夢はいらない!?将来の夢がない人が優れた進路を選ぶ7つの手順

将来の夢ややりたい仕事が見つからなければ、その分進路決定や就職活動で不利になる部分があるというのは否定できません。

なぜなら、すでに将来の夢が決まっている人はやるべきことが明確なので、よりシンプルに行動できるのに対し、まだ将来の夢が決まっていない人は具体的にどんな準備をしておけばいいのかわからない分、出だしが遅れるからです。

ですが、この記事を読んでおけば、あなたもやるべきことが明確になり、自分の夢を持っている人たちよりも、むしろ優れた同じスタートを切ることができるようになるでしょう。

先に言ってしまうと、「将来の夢」というのはあなたのやりたい仕事を見つける上で必要がないものです。むしろ自分の進路や将来の仕事を選ぶ上で邪魔になる場合もあります。

将来やりたいことを見つける上で本当に「必要」なのは、夢ではなく「条件」です。ここが今回のポイントとなります。

では、なりたい職業や夢が見つからない人達が一体何をしておけば、自分の進路やキャリアを選択できるようになるのでしょうか?

今回の記事では、将来やりたいことを見つけるために必要なのが夢ではないということと、本当に必要な「条件」を決定するためにやっておくべきことを説明していきます。それでは行きますよ!



「夢」は机上の空論よりも酷いもの

さっきも言いましたが、将来の夢は決して必要なものではありません。進学や就職といった目的がある場合にはむしろ邪魔になるくらいです。

では、どうして夢が必要のないものだと言えるのか、早速説明していきましょう。(このことが自分でわかっている人は飛ばしてください。)


夢という言葉の落とし穴

まずここではっきりさせておかなければいけないのは「夢」という言葉の意味です。「夢」の意味をGoogleで調べてみると・・・。

1.
眠っている間に、種々の物事を見聞きすると感ずる現象。

2.
現実がもつ確かさが無いこと。
はかなく、たよりがないこと。
現実を踏まえない甘い期待。

3.
現実のあり方とは別に心に描くもの。
将来実現させたい希望・理想。
現実を忘れてうっとりするような、すばらしいもの。
(一部省略)

青字で表示した意味以外は、ほとんどが自分の将来を甘く見ることを意味するものだということがわかります。

夢が必要なものではないと言える一つの理由は、現実と離れている場合があることです。

どれだけ強く望んだ夢があったとしても、それが実現する可能性が0%であった場合、どれだけ努力をしても無理なものは無理です。それでも描けるのが夢というものなので、良く考えなければ後で大きな失敗をしたり、後悔をしたりします。

「自分には夢がある」と言っている人がいても、その人が実現性のある夢を描いているとは限りません。「やらないで後悔するよりもやって後悔したい」と言っている人がいても、それは本人の自己満プレーであり、夢のない人から見たら大きな遠回りでしかありません。

つまり、夢というのはただの「進みたい方向」のことでしかなく、それが「向かうべき方向」かどうかは話が別だということです。

このことはワンピースという漫画を例にするとわかりやすですね。

主人公を乗せた船がグランドラインの島々を行き来するわけですが、初めから進みたい方向へ進んで絶対に目的地へは辿り着くことはできません。島々で「ログポース」という方位磁石にパワーをためないと、進むべき方向がわからないのがグランドラインです。

初めから進みたいと思っている方角と、ログポースが示す方角は全く違います。ですが、目的地にたどり着くためには絶対にログポースに従う必要があるのです。

それと同じように、夢があったとしても、それが「やるべきこと」かどうかはわかりません。だから、夢を持っている人と自分を比べても意味がないということがわかります。

つまり、「将来の夢」というのは無くてもていいもの。必要のないものなのです。


夢があなたの足を引っ張る

夢があるということが悪いと言っているわけではありません。しかし、夢があることで自分の足を引っ張ってしまう場合というのがあります。

例えば、あなたが自分に合っていて就くことができそうなお仕事を見つけたとします。そんな時に夢を持っていると、その夢を追いたくなって意識や時間を集中させることができなくなります。

こんな迷いのある状態では効率が悪くなりますし、最悪の場合、適性のある仕事を諦めて夢を追い始めることになってしまうでしょう。

夢を追うことが悪いことだとは言いませんが、初めから夢がなければこんなことを問題にすることもないのです。

初めに、夢のある人はやるべきことが明確になっていると言いましたが、夢があるせいでやることがどっちつかずになってしまうこともあるのです。この場合、スマートになりたい職業、やりたい仕事を見つけらるのは、むしろ夢のない方の人である可能性があります。

夢がない方が割り切ることができるので、決断が楽にできるのです。このことから見ても「将来の夢」は必要のないものだということが言えますね。


持つべきものは夢というか目的

夢を持っている人は、それはそれで大きな原動力になるので大切にして欲しいと思います。ですが、それがただの盲目な夢なのか、それとも実現可能な「最終目的」なのかで内容は大きく違ってきます。

例えば、ただ美容師になりたいのか。

それとも、美容師になって、自分の店を持って、年収は〇〇〇万円以上稼いで、結婚をして、マイホームを買って、〇人の家族を養っていくのか。

あなたのそれが盲目的なものではなく、夢の意味の中にあった「将来実現させたい希望・理想」のことであることを願います。

もしよく考えたら盲目だった場合、それが立派な目的だと言えるような具体性のあるものになるまで煮詰めてみましょう。

とにかく、目的さえあれば夢はいらないということです。長くなりましたが、ここからが本題ですよ!



必要なのは夢ではなく条件である

あんまり長くなるのも良くないと思うので、若干要約します。

夢が必要無いと言うのはつまり、「目的地」が先か、「現在地」が先か、ということです。

これはもちろん「現在地」が先になります。自分が今海の中にいるとしたら、まずは目的地を目指す前に海面から顔を出して息をしなければなりません。その次は海岸へたどり着くか近くの船に引き上げてもらう必要があります。

ですから、夢という名の目的地を持つより優先して行わなければならないのは、「条件」という名の現在地を把握するということ

目的地を詳しく設定するのは後でいいのです。息継ぎをしないで目的地まで泳ぐのは不可能なんですから。でないと到達不可能な目的地を設定しかねません。

つまり、必要なのは夢ではなく、自分の「立ち位置」と「進む方向」を決定する条件だということです。

後の項でも説明しますが、まずは「自分の条件」を徹底的に明確化してください。それから本格的な行動を起こすようにすれば、効率が何十倍にも高くなるはずです。

そして、最終的には自分が向かうべき幾つかの場所が見えてくるようになるのです。それではいよいよ、自分の条件を決定するためにやるべきことを説明していきます!



自分の条件を決定し向かうべき場所を明確化するたの7項目

自分の条件さえ明確になれば、将来自分がやっていくことを決めるのはとても簡単になります。要は消去法なわけですが、ここには効率の良い順番とやるべきことというのがあります。

この順番通りにやるべきことをやっていけば、あなたが「将来やるべき仕事」が見えてくるようになるはずです。


1.絶対に嫌なことを明確化する

まず一番先にやらなければならないのは、自分がやりたいことよりも、絶対にやりたくないことを設定すること。こっちの方が大きくざっくりと消去法を進めることができます。

「絶対」という言葉がかかっている以上何よりも優先すべきことですし、自分がその道を選ばないだけで100%実行可能なのでこれが最初に来ます。

自分が絶対にやりたくないことと、できればやりたくない事をリスト化して、把握できるようにしましょう。

☆絶対いやな事
汚い仕事、法律ギリギリの仕事、危険な仕事、力仕事、ライン作業・・・・。

☆できればやりたくない仕事
残業、会議、資料作成、プレゼンテーション、電話営業・・・・。
適当に書きましたが、こんな感じで書けば書くほど、自分の進むべき方向は限定的になってくるので、その先の選択が楽になっていきます。


2.いくら稼ぐ必要があるのか逆算する

絶対に嫌なことを明確化したら、次にやらなければならないのはこれ。自分が将来どんな人生を送っていきたいのかを考え、それには一体いくらお金がかかるのか逆算します。

こうすることで、社会活動全体の中から自分の人生を養っていけないものをバンバン消していけます

希望が特にないということは絶対にありません。たとえ将来マイホームを買う気が無く、結婚をする気がないとしても、

・楽して生きていきたい
・社会的なつながりを持っていたい
・社会貢献したい
・バリバリ働きたい

などの願望が必ずどれか当てはまるからです。

あなたの人生の目的を達成できる収入や労働時間、福利厚生などを考慮し、まだ大雑把にでいいので、ここまでの条件にあった「職種」をリスト化しましょう。


3.自分の適性を考える

ここまで来たら、今度は自分の性格や能力を考慮し、肌に合わないものやできなそうな仕事をリストから消していきましょう。

これだけでもだいぶ条件が絞られてくるはずです。


4.自分に合った社会活動をリスト化する

自分の適性に合わない仕事を削除したら、ここで一旦自分の適性に合った「社会活動」をリストに加えていきます。

場合によってはそれが将来の仕事につながる可能性があるので、実は大切な項目です。それに、ここまでのリストではおおざっぱすぎるので、ここで自分の適性に合った具体的な仕事、つまり、「社会活動」をリスト化していきます。

起業、ボランティア、NPO、就職、パート・アルバイト。なんでもいいので、企業だとすれば、何の企業なのか、ボランテイアだとすれば何のボランティアなのか。ここままで作ったリストを参考にして、更にリスト化していきましょう。


5.可能性が1%でもあるか考える

ここからは煮詰めていきます。ここまで作成したリストの一つ一つに目を通し、それらが自分にとって可能性のある仕事かどうかを考えていきます。

どう考えても就くことができない仕事はリストの中にあっても無駄なので、ここでさよならしましょう。


6.試す価値があるか考える

一度限りの人生を価値の感じないことに費やしても無駄です。リストを価値の感じる順番に整理し、価値を感じないものはここでさよならしてしまいましょう。


7.必要なことを勉強・実践する

ここまでリストを洗練してきたら、やっとの事で本格的な活動を開始いていきしましょう。

・本を読む
・ネットで調べる
・社会人と話してみる
・人脈を広げる
・インターンシップに参加する
・起業してみる

この中には中学生や高校生の時からできることが十分に含まれています。盲目に進学をしてしまう前に、リストを作成しながら自分の人生について考え、できることからやっていきましょう。



まとめ

「やりたい仕事がわからない」のと「将来の夢がない」のとでは意味が違います。さらに言えば、「やりたい仕事がわからない」のと「やるべき仕事がわからない」のとでも意味が違います。

重要なのはやりたい仕事を見つけることではなく、やるべき仕事を見つけること。夢は別になくたっていいんです。

夢がなくても、自分の人生についてしっかり考えているのなら、そこには必ず「自分の条件」が存在し、それに適した社会活動が必ず出てくるはずです。

盲目に行動してしまっては、100%叶うはずが無いとわかりきっている夢を追いかけている人と同じように、「遠回り」することになるでしょう。

なので、まずはあなたの条件を明確にしてください。そうすれば、必ず自分の進むべき方向が見えてくるはずです。

ありがとうございました。