リビングいらない説 – これからは一戸建てでも4DKでいい

リビングは多くの家庭にとって「くだらない時間」を過ごすためにあるもの。そんなものとはおさらばして、より安い家に住みましょう。

金原です。

リビングって「テレビ」と「ソファー」と「テーブル」がありますけど、くつろげるのはせいぜい多くてもソファーに座れる3人が限界なんですよね。それに、そもそもテレビを見なければ必要のない空間なんです。

最近はスマホから情報も娯楽も得ることができますから、特に若者の間でテレビ離れが進んでいます。なら、もうリビングって要らなくないですか?リビングがなくなれば、テレビを見る人がいなくなり、子供がダイニングで勉強することも可能になります。

リビングの存在理由は他に「子どもの遊び場」ってのがありますけど、それでさえ一階に小部屋のある一戸建て(4LDK)なら、その一階にある小部屋を子どもの遊び場として使えばいいだけの話なんです。

もう、これからは一戸建てでも「4DK」でいい時代だと言えますね。代わりにダイニングを広く取って、お客さんを呼び易くしたり、家族の団らんをし易くしたり。より小さい土地により安く家を建てて、賢い生き方をして行きましょう。



テレビを見なければリビングは要らない

自宅にあるリビングを見渡して見てください。仮にテレビもソファーもテーブルも無かったとしたら、かなり広いスペースだということが分かるはずです。ここに一体いくらお金がかかっているのか考えたことがあるでしょうか?

あんなに広いスペースを取っておきながら、その存在意義は「テレビの視聴」と「テレビゲーム」のみ。なのに時代はインターネットとスマートフォン。若者から見たら良く分からない「とんでもスペース」もいいところ。

ここに大金がかかっていることを認識しなければいけません。そして、これからの時代、リビングはまだ必要なものなのか?考えて行かなければなりません。まあ、僕からしたら絶対に要らないスペースですけどね。

これからテレビを見ない人は余計に増えて行きます。それに応じて、リビングにテレビがない家庭も増えてくると思います。住宅を建てる側はリビングのない家を想定して設計案を練っていく必要があるでしょう。



一階の個室が子供の遊ぶスペースになる

リビングには「子どもの遊び場」という利用価値もありますけど、それでさえ一戸建てなら一階の個室を利用すればいいだけなんですよね。マンションであれば、畳2枚分ほどのスペースがあれば十分だと思います。

子どもの遊び場っていうのはその内それぞれの子供部屋、あるいはダイニングに移りますから、家の中に遊び場としてのスペースが必要になるのは本当に子どもたちがちっちゃい時に限られます。

家っていうのは今の日本の技術だと一度建てれば40年は住めますから、子どもの遊び場だけのために6畳も確保するのは馬鹿馬鹿しいんですよ。

もうホントにリビングが要らない理由がわかったと思います。あったとしてもダイニングの横に畳2畳分あれば十分です。よくわからんリビングなんかより、必要不可欠で利用価値の高いダイニングを広く取ることを考えてみましょう。



ダイニングを広く取って家族共有の作業場に

これまでの家はテレビを過大評価し過ぎて来ました。そのせいでリビングにスペーズを奪われ、ダイニングの本当の価値を見過ごしていたように思えます。5人家族なのにダイニングテーブルは「4人がけ」っておかしいですよね?お客さんも呼べない。

僕が考えるに、本当に広くするべきなのはダイニングです。ダイニングを広くして、大きなテーブルを置けば、そこには無限の利用価値が生まれて来ます。考えようによっては住宅にかかるコストを大幅に削減できるので重要なパートですよ。

まず、うるさいテレビと共にリビングが消えてくれれば、そこには静かな空間が生まれます。ここに6人がけの大きなテーブルを置けば、家族が集まってそれぞれの勉強や仕事をこなす作業スペースになります。

さらに、お客さんを呼んで椅子を増やせば、最大8人で食事をすることもできますし、家で小さくカフェやレストランを経営することも可能です。ダイニングの利用価値だけでもこれだけ広がりがありますが、その影響を考えるともっと面白くなります。


ダイニングが広ければ子供部屋は狭くて良い

静かで広いダイニングがあれば、そこで家族が作業をすることができるといいました。ならですよ?子どもの各部屋においてある勉強机は必要なくなるということが言えますよね。そして、その分各部屋は狭くて良いようになります。

各小部屋に必要なのはもはやベッドと収納のみ。収納も含めて4.5畳ぐらいあれば事足りることになります。

これって革命的じゃないですか?寝室は主に寝るためにあるわけですから、本来なら机なんか置かないで狭く作ればいいんですよ。後は一階のダイニングに集まって手中して勉強や仕事を行うと。

食事の時間になれば一度片付ける必要がありますから、けじめをつける癖も勝手に身につきます。カフェに通って勉強するのと同じ感覚ですね。この方が身の回りに余計な物が無いので集中できますし、部屋にもこもらなくなるってわけです。


ダイニングを広くとることで住宅が安くなる

リビングを無くすことでダイニングが広くなり、その代わりに小部屋が小さくできることがわかりました。リビング・ダイニング(LD)を削った広さと二階の各小部屋を削った広さはだいたい同じになるので、その分家全体を小さくすることができます。

これは家をより狭い土地に建てることを可能とし、コストを小さくすることにも繋がります。狭くて安い土地を購入するも良し。駐車スペースを増やすも良し。どちらにしても住宅を建てるコスト自体は安くなります。

住宅を建てる時には大抵ローンを組むことになるので、全体のコストが大幅に下がった分、金利による支払合計額の増加を抑えることが可能です。それに加えて勉強机の購入をしなくて住むので、コストはどんどん下がっていきます。

将来のリフォームをする時にも施工面積や構造材の数が小さく抑えれるので、そのコストはより安くなるはず。もう、全ての家族に革命が起ころうとしているのです。これからはより収入の低い世帯にも一戸建てが手に届くようになります。



最後に

今回の革命によって具体的にいくらぐらいコストを下げられるのか?それは条件によって天と地の差があるので言うのは難しいのですが、土地代から建築費から将来のリフォームからローンまで全て考えていくと、1000万円は浮くことになるかもしれません。

同じ考えをマンションで適用したらどうなるかまではちょっとわからないです。言えるのは、この革命は土地代が大きな負担となる一戸建てにこそ大きな影響のあるイノベーションだと言うこと。

周りを見る限り、分譲住宅はまだまだ増えてくるようなのですが、今回書いた考え方が普及すれば、土地の取り方も変わってきて、小さな分譲住宅がより安くたくさんボンボコ建つようになるかもしれませんね。

もう、貯金さえしっかりしておけば、非正規雇用の人でも新築の購入が可能な時代になりつつあるのかもしれません。もちろんそれは住宅業界がどう変化するのかにもかかっているのですが、僕は諦めずに発信していきます。

この問題は適当に投げておくことはできないので、また別の記事を書いたり、設計士の人と話してみたり、色々広がりを持たせてみたいと思います。

ありがとうございました。バンカラ道をよろしく。