地元の大工が土地売買の仲介者になれば日本はひっくり返る

金原です。

今日は、自営業の大工さん達が、お金をかけずに、爆発的に仕事を増やす方法について。


最近始めた職人さんのお手伝いバイトは、1日3時間で早く終わっても日給14000円貰えるんですよね。

会社に対しても報酬を払っているので、アルバイト一人に対して1日3万円くらい払ってる計算かもしれません。


それは、お客さんが、その家に住む人ではなく、マンションのオーナーや管理業者、ハウスメーカーとかだったりするからです。

そして、納期に追われ、傷一つ付けられません。


案件からは元請け会社がピンハネし、土地からは不動産屋がピンハネしてます。

だったら、それぞれのコストを全部お客さんに還元して、戸建て一軒につき1000万円〜2000万円くらい安くすれば良いんです。

あるいは、漆喰、腰壁、本物のフローリング、石畳の土間、板の間から上がる和室、障子、吹き抜け、便利な収納、リビングのない間取り、庭に面した部屋を事業様にしたり、テナントが入れる様にしたり・・・・などなど、おしゃれに作ってあげたら良いんですよ。


お客さんが何を求めているのか?

ニーズに答えれば、仕事が入って来ますし、お金を払ってもらえます。

簡単です。


お客さんは、安く済ませたくて、便利で健康に暮らしたくて、長く暮らせて、お洒落にしたいと思っています。

しかし、それが全部中途半端にしか叶わないのが現状。

それどころか、何十年ものローン支払いで、良い歳のおっさんの小遣いが月に3万円の場合もあるんです。


サラリーマンの平均年収は、随分前に500万円を下回りました。

平均ってことは、格差社会ですから、大多数の人は元々500万円以下の収入だってこと。

税金と生活費を引いた時には、いくら残るでしょう。

それで、子供3人を大学卒業させたら、1500万円はかかります。

子供が奨学金制度で借金すれば、金利がかかって、全体で1800万円以上になります。

そのために、学習塾にも通わせて、2100万円はかかってますね。

勉強机が必要だから、二日建てにしないといけなくて、修繕にかかるお金も膨らみます。

払うのに何年かかるんでしょう?

それで結局核家族ですから、一人当たりの暮らしにお金がかかり過ぎているんです。

パラレルワールドの様な本当の話

ところが、学歴不問の仕事がたくさんあります。

そう、特に職人さんのお仕事。


大学生が、建材運びや軽作業で、日給16000円稼いでいます。

別に高卒でも問題ありません。

健康で人間性がおかしくなければ、みんな出来る仕事です。


じゃあ、大学行かないで、塾行かないで、高卒で働けば?

大学の勉強をする代わりに働けば、週4日労働4年間で手取りが1000万円くらいになります。

三人兄弟の息子達が働けば、なんと3000万円の計算。

家より土地の方が高い問題の解決

じゃあ、どうして大卒サラリーマンになるのか?ってことですが、それは、「土地が高い」からです。

ローンを組むためです。

そして、もっと支払いが増えます。


2000万円の家に対して、日本の狭い土地が(例として)3000万円もするのは、不動産屋の給料に流れているからなんですよね。

じゃあ、大工さんが土地売買の仲介人になったらどうでしょうか。


その街にに引っ越したい人が、「だったら、あそこの大工さんを尋ねるといいよ」と言われたらどうでしょう?

広告や飛び込み営業が要りません。

お客さんとの信頼関係ができて、修繕の仕事も増えますね。


昨日の現場では、中小企業の社長さんが何千万円もする車に乗っていたんです。

そのお金で、お客さん達の土地を回してあげることも出来る。


ホームページや飛び込み営業にお金と時間を使うくらいなら、仲介手数料を本当に0円で、土地のやりとりを助けてあげてみてください。

これでまた、100万円くらい差が出てきます。

土地を譲りたくても人脈が無いお年寄り達

日本には、良い人がいっぱいいるんです。

でも、その本当の姿に蓋をしていたり、良い人同士が出会いにくい社会になってしまっていたりします。


もし、心の許せる好青年がいたなら、老人ホームに入る前に、土地を安く譲りたい。

こう思っているお年寄りも大勢います。

長年住んだ家に思い入れがあったり、日本の未来のために一生懸命働いてきた人達ほどそうです。


でも、地域にはコミュニティが無いし、コミュニティがあっても、土地の流通が無い。

これほどのブルーオーシャンが、なんと「野放し状態」ですよ。

大手のホームメーカーに圧勝する

さあ、安く提供するも良し、機能的・お洒落に建てた家をブランド化するのも良し。

要は、注文住宅で、仕事が常に入って来れば良いんです。

あとは、お客さんと仲良くやって、腕前を見せてください。


必要なのは「士農工商」

じゃあ、一体どうやったら、お客さんが付くようになるんでしょう?

そりゃ、商売すれば良いんですよ。


士農工商で言ったら、職人さんってのは「工」ですから、「商人より上の位」なんです。

だから、本来だったら、地域住民と仲良しで当然。

ゴミ拾ったり、挨拶したり、ちょっとした修理なら無料同然でチャチャっと済ませたり、端材で家具を作ってあげたり。


仕事ってのは、「どれだけ役に立ったか?」という意味なんです。

家を建てるのは、作業とか、業務のこと。

大工の仕事は、お客さんの生活の土台となって、それを支えること。

だから、例えば生活の悩みを聞いて、それに対する家での暮らし方をアドバイスしてあげたって良いんです。


家や土地を選ぶときの良し悪し、様々な業者を選ぶときや、見積もりを判断するときの良し悪し。

大工であれば、上司や会社のことを気にせずに、立派に相談に乗ることができます。


最後に:商売したけれりゃ世間を学べ

ここで言いたいのは、「みんな商売しようよ」ってことです。

だって、自分で商売出来ないからサラリーマンやってる人がほとんどじゃ無いですか。

なら、商人よりも下の穢多・非人だということ。

職人さえもがサラリーマン化してしまっています。


じゃあ、どうすればホームメーカーに勝てるのか?

必要なのは、商人になり、本当の「工人」になること。


商人は、世間を学ぶ。

人々を知り、お客さんを知り、世の中の仕組みを知り、お金の流れを知り、事業成功の秘訣を知りましょう。

工人は、物の良し悪しを知り、腕を磨いて、良い仕事をしましょう。


今、食品スーパーに添加物の少ない食品が増え始めています。

それは、「健康意識」や「本物思考」が高まっているから。

なら、住宅でシックハウスになりたく無い人だって増えてきます。


また、自宅で開業する人が、これから更に増えていきます。

そこで、間取りだけでなく、色々なニーズに細かく対応できることが大切。


しかし、その良い仕事を安くやれる様な、「工夫」の出きる人が、結局は上手くいきます。

それで人の役に立てば、ヒイキされて、ご縁が増えて、仕事も増えていくんです。



ありがとうございました。