はい、金原です。
最近、「自分のやっている活動が他人の活動であるかの様な、変な感覚」に陥りました。
それは、言ってみれば、何かに「染まっている」ということ。
場合によってはそれがいい方向へ働くこともあるかもしれませんが、基本的には自分の活動をどっかにそれさせてしまうのではないか?という疑念が残ります。
実際、僕はツイッターをやってるだけでも、何だか自分の言葉ではない様な気がして来て、内心気持ち悪くなっていた期間がありました。(つい最近)
本当は、文章と音声を発信する中で技術を高め、自分の開発したコンテンツを広めていければいいのに、わざわざ利用料が高いメルマガを始めてしまったり、なんか遠回りしています。(YouTubeなら無料でできるのに!)
自分の活動を継続し、発展させていきたいのであれば、この「遠回り」で疲弊することはできるだけ避けたいもの。
なので、今回は、自分の本来の楽しみ方を取り戻す方法について、解説していきます。
いつの間にか忘れてしまう、自分の楽しみ方
人は学び、工夫し、習慣を変えるうちに、いつの間にか「自分の普通」を忘れてしまいます。
自分のやっていることに何かぎこちなさや不自然さを感じたのなら、それは「染まっている」可能性が高いです。
染まっているというのは、「他人のやり方に感染している」ということ。
上手い人の真似をしてみるのは良いことなのですが、そこから戻ってこられなくなるのは危険な側面もあります。
楽しめなくなり、活動が続かなくなるという落とし穴
人にはそれぞれの「楽しみ方」というものがあります。
つまり、同じことをやっていたとしても、人によってそれの何が楽しいと思うのかが違うということ。
例えば、「おままごと」をしていても、役を演じることが楽しいと感じる人がいたり、みんなで集まってガヤガヤするのが楽しい人がいたり、違いが出てくるんですね。
これが個人起業家の活動なら、同じTwitterという活動でも、そこから収益を増やすのが楽しいと感じる人がいたり、アイディアをまとめるのが楽しいと感じる人がいたり、人と絡むのが楽しいと感じる人がいたり、様々な人がいます。
そんな中、どうにか成長しようとして、成功している人達から学びを得ようとしていると、「とんでもないこと」が起こる場合があります。
それが、感染です。
他人から学ぼうとしていると、その人の「やり方」がこちらへ移ってくることがあります。
すると、自分のアウトプットから他人の個性が出てくるという、とても気持ち悪い現象が起こるんです。
なぜ気持ち悪いと感じるかですが、それは自分が本来持っている楽しみ方と、やり方の間に「ズレ」が出て来ているからです。
それがマッチしていた場合はいいのですが、合わない時は楽しめなくなります。
「なんか違うな」「なんかおかしいな」
こんな感覚が我を襲うようになり、アウトプットが止まりがちになるでしょう。
そして、最悪の場合、活動自体がストップしてしまいます。
活動を継続し、発展させていくためには、まず自分が楽しめるかどうかがポイントです。
なので、他人のやり方が移った時に自分の楽しみ方とのギャップがあった場合、どうやって元に戻ればいいのか?解説しましょう。
自分の楽しみ方を取り戻す方法
「取り戻す」と言っても、別に誰かに奪われるという訳ではありません。
なので、「思い出す」ことができればいいのです。
じゃあ、どこから思い出せばいいのか?
それは、「子供の頃どうやって遊んでいたか」です。
子供の頃というのは、自分が本来持っている個性がより自然に反映される期間です。
なので、その期間を注意深く探っていけば、自分の楽しみ方と、それに合ったやり方というのが見えて来ます。
例えば、僕が保育園に通っていた時に良くやっていたのは、以下のような遊びです。
・レゴブロック
・折り紙
・写し絵
・穴掘り
・ボールの壁当て
そこにあるのは、いつも「能力の向上」でした。
他人からの評価にはあまり興味がなく、自分の中でより良いと思える結果を出すという、偏った向上心の塊だったように思います。
テレビゲームで遊ぶようになっても、大乱闘スマッシュブラザーズ(格闘ゲーム)では、自分の戦闘スタイルをひたすら磨きにかかるという、ストイックな遊び方が記憶に残っています。
中学高校では、ノートを書く時に文字を綺麗に書くことばかり意識していました。(それでも文字は汚いですw)
その結果、今は情報発信をしていますが、自分の完全オリジナルのコンテンツを開発し、それを広めるために文章能力やスピーチ力を磨きにかかるという、やはり偏りのある向上心が垣間見える気がします。
ただ、この方が続くし、楽しいんですよね。
世の中「成功法則」みたいなことが良く言われる訳ですけど、何よりも重要なのは楽しめて、続くことです。
その先にも、結局は人それぞれの個性やパターンが細分化されていく訳ですから、あまり他人のやり方を気にする必要はないかもしれません。
まとめ
真似ぶというのは、あくまで「一回やってみる」程度の認識がいいのであって、他人のやり方を自分の中に取り込むのは、結局は感染経路を作ってしまうことになるので、オススメしません。
そもそも、学ぶべきなのは表面的な形ではく、そこに含まれる「要素」なのです。
要素をつかむことができたら、その人のやり方は無視!ムシムシムシ!!
自分が楽しめないと本当に成功と呼べるのか疑問なので、自分が楽しめるやり方で、自分が楽しめる成功パターンというものを築いていきましょう。
それでは、ありがとうございました。
バンカラ道をよろしく。