右翼と左翼っていう概念があるけど、よく考えたら意味不明だよね

金原です。

世の中には右翼と左翼という言葉があります。

これは僕の解釈では、「昔から引き継がれる良いものを守り、新しい時代に生まれた良いものは取り入れる」という双方のベクトルのことだと思っています。

ただ、これを現実世界において「あの人は右翼だ」とか、「この人は左翼だ」とか言う風に、限定的な表現をすると意味不明だなと思うんですよね。



右翼と左翼の程度が分からない

右翼は過去へ、左翼は未来へとベクトルが向いてるわけですが、それそれが一体「どれくらい昔」で「どれくらい先」のことを言っているのか、その「ベクトルの距離」までは指定されていません。


例えば、右翼で言えば、最悪、昨日や5分前のことなのかな?と思ってしまいます。

そうでなければ、縄文時代や恐竜が繁栄した時代でしょうか?

左翼で言えば、明日のことなのか?それとも人類がタイムトラベルをしている時代のことを指しているのでしょうか?


これはもう、「カップラーメンに3分前にお湯を注いだのか?」それとも「3分経つ前のカップラーメンを食べるのか?」みたいな話です(すでによく分からない)。


人類の歴史が長くなるほど、現代の人が実際に「現代」と言っているのがどれくらいの期間なのか分からなくなりますし、「近未来」とかいう言葉の定義も怪しくなってくるでしょう。

そういう「どのくらいの期間か?」をはっきりさせていない限りは、「あいつは右翼(左翼)だ」なんて表現は使うべきではありませんね。



「右翼的・左翼的」の表現が適切

ただ、右翼が過去で、左翼が未来にという「ベクトルの方向」ははっきりしているので、それぞれのことを「右翼的・左翼的」と表現することはできると思います。

それでもまあ、カップ麺にお湯を注いで「1分30秒」が経った時に、お湯を入れた時間から数えるのか?出来上がりの時間から数えるのか?の違いだというぐらいのことでしょうけどね。


ベクトルの方向が違うだけで、「良いものを手元に残そうとする」という本質は変わりませんから、本当、ただの矢印ですねこれは。

そんな時に、特定の何かにこだわった「右翼団体・左翼団体」みたいのがあるとすれば、それはかなり特殊な人たちだなーと思っても不思議ではないと思います。



良いものは取り入れるのみ

人類、最新技術だけが良いものだとは限りません。

しかし、さかのぼれば良いかと言えば、そうでもないはずです。


過去にも人々は大きな過ちをたくさん犯してきましたし、これから先の人も何かしら過ちを犯すでしょう。

過去・現在・未来に関わらず、良いことも悪いことも残していくというのが「人の業(ごう)」というものです。

その中からより良いものを選び取り、現代に反映していくこと。

これが人の行うべきことであり、そこには右翼とか左翼とかいう「方向分け」をわざわざ行う意味はありません。


なぜなら、「良いもの」は過去とか未来とかだけでなく、自分の周りのそこら中に広がって落ちているからです。

時間軸にとらわれることなく、例えば現代の人が話していることに対して「あの人は良いことを言っているな」と思えば、そこから学んで、自分の人生に取り入れれば良いだけなんですよ。



まとめ

飛行機に例えるなら、確かに右翼と左翼の両方がないと飛びませんが、時代はとっくに「ロケット」なんじゃないでしょうか?

右か左か?とかはもう関係なくて、自分が「進みたい方向」について真剣に考え、それが他人に大きな迷惑をかけるようなものではなく、少しづつ社会に還元して行けるものであれば良いと思います。

それが結果として右寄りだったり左寄りだったりすることはあるかもしれませんが、最新技術オタクが居れば、歴史オタクも居ると、それだけのことです。


方向は左右だけじゃなくて、前も後ろも、上も下もあります。今いる地点に止まるということも時には大切でしょうね。

その全ての中から良いものを取り入れていけば良い分けですから、わざわざ左と右だけを取って「右翼左翼」と呼ぶのは意味不明・・・というお話でした。


まあ、世の中色々な人がいますから、差別用語を乱用する前に、占い(帝王学)でも勉強して、「人」というものを学んだ方がいいんじゃないでしょうかね。


今回の話はこれで以上になります。

ありがとうございました。