社会貢献とは何か?結局何をどうすれば社会貢献になるのか解説します

金原です。

この人生、どうせ働いていくなら社会貢献をしてお金をもらいたいものですよね。ただ、社会貢献をするのってなんだか難しいです。この事業、この商品、果たして社会貢献になっているのか?そう首を傾げてしまうことが多々あると思います。

社会というものが複雑に絡み合っている以上、社会貢献と言うものが分かりづらいのはしかたのないこと。それでも、その仕組みを一度理解してしまえば、社会の流れを読み、どこにアプローチしていくべきかが見えてくるようになります。

ですから、この記事を読んで、社会貢献が一体どういうものなのかを理解してください。まずは「社会貢献」の意味から。



社会貢献の意味とは?

社会貢献の意味は、「社会」と「貢献」の二つに言葉を分ければ簡単に理解することができます。

「社会」とは、環境を共有したりつながりあったりしている人々のまとまりと事を言います。「貢献」とは、物事に力を尽くして良い結果をもたらす事を言います。

つまり、社会貢献とは、社会に尽くして良い結果をもたらす事。家族、地域社会、会社、国、世界。そういったまとまりの中にいる人々に良い結果をもたらすことが社会貢献と呼べるわけですね。


個人に貢献しても社会貢献とは呼べない

社会というものは複数の人で成り立っています。なので、個人だけに貢献しても、それは社会貢献ではないということがわかります。

しかし、その個人に貢献したことによって、副作用的に周りの人々へ貢献することができたなら、それは社会貢献と呼べるでしょう。

なので、社会貢献しようと思った時には、人々が、社会が、一体どのように関わりあって連なっているのかを理解する必要があるのです。ここに社会貢献の難しさがあります。

ここからは社会貢献の構造についてお話ししましょう。



個人と社会の両方に貢献する必要がある

「社会」と一口に言っても、そこには様々な形や大きさがあります。

家族という社会にとっては社会貢献であるものが、国にとっては社会貢献でなかったり、会社にとっては社会貢献であるものが、個人にとっては社会貢献ではなかったりと、視点を変えることで評価が変化してくることも。

なので、社会の複雑さと成り立ちを理解しておく必要があるのです。


個人があっての社会

先ほど個人へ貢献しただけでは社会貢献にならないと言いましたが、そもそも社会は個人が集まっているおかげで成り立っています。

世の中には色々な人がいて、その人たちが様々な活動をしてくれているおかげで、豊かな社会が形成されているのです。

ですから、社会に貢献しようと思っても、悪い人でない限り個人を見捨てることはで来ません。

ただ、個人に貢献しても、それが社会に負担をかけてしまうことがあります。


個人への貢献が社会に負担をかける

人々は嗜好品を楽しみます。例えばお菓子やお酒、タバコなど。それを個人個人が楽しむことで快楽を得ることができますが、それと同時に余計なゴミや排気ガスが大量に発生してしまいます。

これは社会を維持していくために必要な個人への貢献にはなるのですが、結果として社会全体には負担をかけていることになります。

一部、ゴミ処理の仕事をしている人が仕事にありつける事を考えれば社会貢献の側面があると呼べますが、仕事なら他にもあります。クリーンな社会にはクリーンな社会の仕事があるのです。

では、嗜好品の販売は社会貢献にならないのかと言えば、微妙なところです。嗜好品の無い社会が豊かと呼べるのか疑問ですし。ゴミが出ないようになり、不健康になる人もいなくなれば完璧なんでしょうね。その点タバコのような嗜好品はダメな存在です。


社会への貢献が個人を見捨てる

個人への貢献が社会へ負担をかける事例をあげましたが、社会に貢献していればいいというものでもありません。

例えば、人々に綺麗な水を安定して供給するためにダムを作るとします。これによって水を飲めるようになる人は助かりますが、ダムの建設予定地に住んでいた人たちはどこかへ追いやられてしまいます。

こういう時には新しい住処を用意してあげる必要があるのですが、それまで築き上げて来た地域の暮らしは失われてしまうかもしれません。

このように、大きな社会を救おうとすると、それより小さな社会が犠牲になることがあるのです。ですから、社会貢献をする時には、「大きな社会」に貢献し、「個人」を救っていく必要がります。

そうした「個人の権利」と「社会の繁栄」のバランスをとることが、本当の社会貢献であり、社会貢献を行う上での条件でもあるのです。



社会の良い部分に投資せよ

ここからは社会貢献の方法についてです。

これにはボランティアや寄付、環境保全などとわかりやすい事例を挙げることもできますが、本当は上げても上げてもキリがないくらい方法は沢山あります。なので、ここでは答えを明確化するためにもっと抽象的な方法をお教えしましょう。


「お金」「時間」「労力」の投資

社会貢献をする方法は、抽象的に言えば一つしかありません。それは「消費」することです。あなたが持っている「お金」「時間」「労力」この3つを社会貢献をするために消費してください。

そしてその消費活動は、あなたが社会の構造や仕組みを理解するごとに「投資」へと変化していきます。

例えば、あなたが外国の蜂蜜と国産の蜂蜜のどちらを買おうか迷ったとします。外国の恥蜜を買えば、そこで働く貧しい人たち?を救えるかもしれません。国産の蜂蜜を買えば、輸送にかかる資源を節約できる上、国内自給率を高めることができます。

社会貢献のことを考えるなら、あなたはどちらの蜂蜜を買うべきでしょうか?どちらが正しいと言うことはできないのですが、あなたは「成長させたい方」を選ぶことが可能です。

仮に外国の蜂蜜農家さんがみんな資源を乱用する人で、国産の蜂蜜農家さんがみんな自然を大切にする人であったなら、僕は迷わず国産の蜂蜜を購入します。

こうすることで、買い手は「自然を大切にする人」を支援することが可能なのです。それは投資を呼べる行為であり、蜂蜜を買っただけで、自然を保護することにつながる可能性もあります。

こう言う社会の構造や仕組みを考えながら、できればあなたの持てるもの全てを投資へ回すようにしましょう。

できるだけ社会貢献になるものにお金を使い、できるだけ社会貢献になるものに時間を使い、できるだけ社会貢献になるものに労力を使うこと。そうすれば、あなたの社会貢献の幅はどんどん広がっていきます。


社会貢献のレベルを高めよう

ここまでの話で分かる通り、社会貢献と言うものはマルかバツかで評価できるものではありません。ですから、「より社会貢献度の高いもの」に投資をする努力が必要不可欠です。

ほんの少しだけ社会に貢献して、同時に思いっきり社会に負担をかけていたら意味ないですからね。

で、社会貢献のレベルを上げるには二つの方法があります。一つはより広い社会に貢献すること。もう一つは社会貢献のスパイラルを起こすこと。この横軸と縦軸が同時に広がった時、あなたの社会貢献度はとても高いものとなるはずです。


出来るだけ広い社会に貢献しよう

マザーテレサは「家に帰って家族を愛せ」と言ったそうです。しかし、大金を稼いだ人が家族のために浪費して地球環境を悪化させていたら、僕は頭にきます。

こういう事にならないように、どうせ貢献するならできるだけ広い社会に貢献しましょう。

例えば、何処かの発展途上国が大きな地震によってボロボロになるとします。そんな時は、数家族のために家を何軒か建てるのではなく、学校を設立してしまえばいいのです。そうすれば、人々が借りぐらしするスペースにもなりますし、後の学校としても機能するわけです。

この事例がうまくいくかは別として、そういう「費用対効果」の高い選択をしていけば、自ずと広い社会に貢献することができるはずです。そして、社会貢献の費用対効果は別の方法でも高めることができます。


社会貢献のスパイラルを起こそう

小さな社会や個人に貢献するのであっても、そのあとに社会貢献のスパイラルを起こすことができるなら意義のある活動だと言えます。

社会貢献している人に対して貢献して上げる。そして、その人がさらに社会貢献している人に貢献する。こんな連続した貢献を維持することができれば、世の中はとても速いスピードで良くなっていきますし、結局はより広い社会に貢献する事につながります。

あなたの持てるものを「社会貢献している人達」につぎ込みましょう。その行動自体が社会貢献です。



まとめ

あなたがお金を稼ぐために社会貢献度の高いことをしていたのなら、それにお金を使ってくれる人も社会貢献をしている事になります。そうして稼いだお金を社会貢献している人に対して使う。

そうした「良い循環」が生まれて初めてGPD(国内総生産)は社会的に意味をなしてくるようになります。

こちらの記事『お金を沢山消費する事が社会貢献に繋がる!エシカルな消費活動の勧め』でも話しましたが、その時には、お金を稼いで消費しているだけでみんなが社会貢献できる、良い社会となります。

まずは、その良い社会を実現するために、クリーンなお金を稼ぎ、クリーンな消費をする事が先決です。そのためにも世の中を学び、社会や環境家の負担が少ない活動を選択していきましょう。

ありがとうございました。バンカラ道をよろしく。