女子を安易に塾・私立校・大学へ通わせてはならない理由

金原です。

こちらの記事『一生パート・アルバイトで生きるなら高校卒業までに決断しろ』でも書きましたが、特に女性は、できれば中学生の間に将来の進路を決定しなければいけません。

ここで言う「進路」と言うのは、「どこへ行くか」と言う事ではありません。それよりも先に考えなくてはならないことがあるのです。

「どこへ行くか」が進路のことであった場合、それはどこの学校へ行くか?どこの会社へ行くか?と言う事でも当てはまります。しかし、そんなものは一時的な話であり、大した事ではありません。

現代の「ポテンシャル採用」ではどの学校へ通っていたかなどあまり関係がありませんし、どこの会社へ勤めていたとしても、途中で辞職してまう女性が大勢いるからです。

なので、「どこへ行くか」と言うことは中学生時点ではあまり重要な事ではありません。それよりも、遅かろうが高校卒業までに、切実に考えなくてはならないことがあります。



「数年後」の事ではなく、「将来」の事を決めなければならない。

女性が将来の進路について考える上では、まず先に決めてしまわなければならないことがあります。それは進学する学校や就職する会社などの「数年後自分がどこにいるか」と言う事ではありません。

女性がまず初めに決めてしまわなければならないのは、

「将来自分は正社員になるのか?」


これです。

あなたは既に知っているかもしれませんが、正社員になるのかならないかで、1000万円ものお金が掛かる・掛からないを左右します。

参考:『大学へ進学しなければ1000万円以上得するかもしれない真実

なので、正社員になるかならないかを決定するだけで、あなたが将来大学にかかった奨学金の支払いに追われるか?それ以外にかかった養育費を親に返して行くことになるか?などまで決まってくるのです。

これはあなたが40歳を過ぎた頃にもまだ関係のある話です。だから、学校や会社を選ぶよりもずっと大切な作業だと言うことを理解してください。

女性の場合それを特に意識して、できるだけ早いうちに将来正社員になるか、初めから非正規労働の道へ進むかを決定しなければないけません。



お金が掛かるからと言うだけなら男子にも言える事ですが、どうして女子にだけ「特に言える事」なのでしょうか?

その理由はこれから説明して行くことから読み解くことができます。



正社員を辞め、途中からパート・アルバイトに移る人が大勢いる。

女性の正社員が増えてきている現代です。が、結局のところ、結婚などを理由に会社を辞めてしまう女性が20〜24歳をピークにどんどん増えていきます。そしてなんと、40歳までに約半分の女性が正社員を辞めてしまうのです。

正社員になると言うことは、多くの場合大学を卒業していることを指します。そして、そこにはさっき言ったように1000万円ほどのお金がかかっているでしょう。

それなのに20代や30代で正社員を辞めてしまうと?次の話に続きます。



正社員を早期にやめると、養育費を払いきれないまま借金が残る。

家庭を築く女性には、子供を産み育てると言う勤めがあります。それを理由に会社を辞めてしまうのは仕方のないことでしょう。しかし、正社員を早いうちにやめてしまうと、そこにはこれまでにかかった「養育費の支払い」が残されてしまうのです。

先ほど女性正社員の数がピークに達するのは20〜24歳だと言いました。と言うことは、就職して何年も立たない女性たちがバタバタと会社を辞めて行くと言うことになります。

退職する女性は特に30代で多く見られる訳ですが、結婚して子供を生んでいる人たちであればものの5年や10年で1000万円ものお金を用意できるとは思えません。用意できたとしても、忙しい毎日を過ごしただけであって、お金においては何も得をしていないということが言えます。

特にピークである24歳までに結婚して退職した女性は、何百万円もの借金を背負ったまま結婚生活に突入することになるのです。

なら、初めから塾にも私立校にも大学にも通わず、パートやアルバイト、契約社員などで働きながら結婚資金を貯めておいた方が頭がいいのではないでしょうか?

非正規労働の方が時間にゆとりが持てますし、厳しい受験勉強をする必要もありません。その方がお肌にもいいですし、将来いい旦那さんを捕まえられる可能性がアップするとも言えるでしょう。



結婚しようが心身を壊そうが、正社員を続ける覚悟を持たなければならない。

正社員を辞めてしまうのにはそれぞれ理由があると思います。結婚がきっかけであったり、子育てが理由であったり、心身を壊してしまったことが理由であったり。

しかし、それでも作った借金は返していかなければいけません。大学にかかった奨学金を返済したり、毎月親に仕送りしたり。

なので、途中で正社員を辞めてしまうと親にも迷惑がかかりますし、自分の生活がかなり圧迫されることになってしまうのです。

しかし、その原因は正社員を辞めてしまうことではありません。本当の原因は、初めから正社員を続ける覚悟をしておかなかったことです。

その覚悟があれば、初めから心身を壊してしまいそうな場所では働かなかったでしょうし、子育てと両立しやすい環境で働いていたでしょうし、妊娠・出産してもクビにならない環境で働いていたでしょう。

それができないと思うのであれば、初めから正社員への道へ進むのを辞めておけばよかっただけの話。1000万円の養育費が発生しなければ、毎月の奨学金の支払いが無くなりますし、親への仕送りも少なくてよくなります。

だから、次の話に進むのです。



初めからパート・アルバイトの道を進むのも立派な選択

24歳以降、40歳までに約半分の女性社員が会社を辞めてしまいます。その前半部分に当てはまる人たちは借金を残し、その支払いに追われながら苦しい生活を送ることになります。

それよりももっと無難な生活をして行きたければ、初めからパートやアルバイトなどの道を選択するのも立派な考え方です。その方がだいぶ楽ですし、現場での経験を積むことができますし、貯金もどんどんすることができます。

どうでしょう?

「借金あるけど貯金ありません。結婚してください。結婚したら正社員やめます。」

「非正規労働だけど、借金はないし、貯金は沢山あります。結婚してください。」

このどちらの方が説得力ありますかね?

正社員が良くない選択だと言うわけではありませんが、この前者のようになるのでしたら、初めから非正規労働でコツコツやってた方がよっぽど信頼できるし、計画性あるし、説得力があります。



なんとなく塾・私立校・大学に何百万円も費やしてしまうのが一番危険

あなたは塾へ通っていますか?そして、それは親が「行きなさい」と言うから通っているわけではありませんか?

もしそうであった場合、その親はあなたに将来正社員として働くことを強要しています。詳しいことは何も教えてくれないくせにね。

と言うことは受験勉強もしなければ行けませんし、毎月奨学金の支払いや親への高い仕送りに追われなければなりません。

学校のテストがなんだというのでしょうか?頭が悪くても「AO入試」で大学入ることはできますし、就職の時だって「SPI」と言うテストで高得点を取れればいいのです。

だったら小学校から塾へ通う意味もあまりありませんし、ましてや私立校へ進学する意味もありません。大学へ進学してしまったら1000万円の内半分の500万円を払う未来へ足を突っ込むことになります。

別にパートやアルバイトだっていいんですよ。まずはそのことを「戦略的」に知ることです。


親と話してみよう

この記事の話を親としてください。そこで大した結果が得られなければ、その親は対してあなたの将来のことを考えてくれてはいません。考えていると言うよりは決め付けているでしょう。

塾・私立校・大学へ通わなければ、親の財布もだいぶ助かるようになります。そのことwも踏まえて話してもダメなら、その親は堅物です。

そうなったら、もはや全てを自分で切り開くしかありません。

正社員の道を選ぶなら、SPIの勉強をしっかりとやっておきましょう。非正規雇用の道を選ぶなら、塾なんかすっぽかして、親には「塾なんかに無駄金使うなら、将来仕送りしないからね。」と言ってやりましょう。



出来れば中学生の間に良く考えて決めるべし。

こう言ったレベルの話を小学生の頃から切実になって考えられるのはごく一部のラッキーな人だけだと思います。なので、せめて数学が始まる中学生の頃にはこう言った話について真剣に考えておいて欲しいのです。

しかし、この記事を読んでいる人はきっと高校生か親だと思います。なので、遅くても大学へ進学してしまう前の高校卒業までには決断できるようにしてください。それがあなたの未来を大きく左右することはもうわかっているはずです。

できるだけ効率良く生きてくだい。それは本来普通であることを普通にこなすと言うこと。ただ、決断しなくてはならない時期が早い割に、誰も教えてくれないのがネックなだけ。

しかし、進路と言うものは最終的に自分で決定していかなければならないもの。あなたの意見をしっかり持って、親と戦ってください。それが結局は親を安心させることにつながるはずです。

ありがとうございました。バンカラ道をよろしく。